ライセンス取得要件を満たす為、ただ今単位認定試験を絶賛取得中です。
今回はその単位認定試験の中のQM262(統計学)の概要と試験でどういったものが問われるのかレビューしていきます。
こちらはビジネス単位のオプション講座の単位認定なので、関係ない人や興味のない人はスルーしましょう笑
TACとアビタスの単位認定試験の違いはこちら。
アビタス vs TAC USCPA予備校徹底比較
他の科目のレビューはこちら。
目次
どんな科目なの?
科目名の通り、統計に関して学びます。
よくニュースなどで「年代別統計調査」とかありますよね。
調査したデータからどんな年代にニーズがあるのかを知ることで、販売戦略に繋げたりするのにこの統計を使うんです。
また、全体を調べるのは量が膨大だし時間も掛かると言う場合は、調査した一部から「全体的にこんな傾向がありそうだよね」と全体を推定することも可能です。
テキストはどんな内容?
テキストは全248ページ6章構成(テキスト部分114ページ、問題・解説部分134ページ)です。
単位認定のくせにかなりボリュームあります。笑
ではどんな内容が収録されているのか、見ていきましょう。
1.データと統計
「統計って何?」「データって何?」とかこれから学ぶ内容の基礎ですね。
8ページしかないのでこの章はサクッと終わります。
2.記述統計
統計には「記述統計」と「推定統計」の2種類があります。
違いは「集めたデータを使って推測するかどうか」です。
記述統計は集めたデータ(実測値)をまとめたり整理して、「”集めたデータの中では”こんな特性があるね」と言うもので、それ以上の推測はしません。
推定統計は集めたデータから、「集めたデータがこんな感じだから、全体に置き換えてもこんな特性がありそうだね」と推測するものです。
この章では前者を学びます。
3.確率論
「7つのボールの内2つ取り出して、2つとも赤色の確率は?」みたいな想像通りのやつです。
この後の確率分布への布石です。
4.確率分布
確率分布とは「ある事象が起きる確率を分布させたもの」です。
例えば1週間の自動車の販売台数を調べたところ、1台売れた日が2日、2台売れた日が3日、1台も売れなかった日が3日だったとします。
1台が売れる確率は2/7、2台は3/7、0台は3/7ですよね。
これらをグラフで分布させたものが確率分布です。
この章では正規分布や二項分布、ポアソン分布などが出てきます。
5.標本分布
この章は2.で少し触れた「推定統計」の章です。
取り出した一部から全体を推定します。
でも取り出した一部が全体と同じ特性を表してるとは言えない事ありますよね。
変な一部だけ取り出して調べてたら全体の特性とはかけ離れた結果になってしまうからです。
そこで「これだったらかけ離れてる確率は相当低いよね〜」
と言うために色々やっていく、と言うのがこの章です。
6.時系列データの予測
この章はより統計学を学びたい人の「付録」的な章なので割愛します。
テストには出ません。
試験はどんな感じなの?
※同じ内容のものが出るとは限りませんのでご注意下さい
※同じ内容のものが出るとは限りませんのでご注意下さい
さて内容を見ていきましたが、一番気になるのはここですよね。
「単位認定試験なんぞパスさえすればええんじゃ〜」ですよね!
私もそうです!笑
では試験の感想を見ていきましょう。
大体こんな感じの割合でした。
理論問題は過去問と同じようなものが出ましたが、計算問題は違いました。
単純に数値を変えてとかではなく、問題の前提も変えて出されました。
しかし、「どの数式を使えばどんな解が導けるか」を
しっかり理解すれば解けると思います。
難しかったです。他の「暗記ゲー」科目と違って、
数値や状況変えて出題されますから、単純暗記では太刀打ちできません。
数学好きなら全然だと思いますが、数学嫌いで統計とか触れた事
ない人にとっては相当キツイんじゃないでしょうか。
同じ前提条件の問題が飛び飛びで出ます。
例えばa,b,cという数値が与えられた問題で
問1でd,問4でeを求めさせる問題が出るといった感じです。
そのため、問1で計算過程とか丁寧にメモしとくと
問4でも使えるので、再度イチから計算とはならず時間節約できます。
まとめ 難しいです!過去問3年分&理論・計算の理解まで必要
この科目は他の「暗記ゲー」とは違い、結構ガチです。
計算系苦手な方はなるべく受けず、他の科目で単位を満たす方が良いです。
過去問3年分をやっても理論・計算の理解がないと落とす可能性があります。
数学が得意な人やただ出題パターンもある程度は限られてますので、出題パターンとその解法をしっかり抑えればパスできると思います。
挑戦する方は頑張って下さい!
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