【完全版】USCPAの費用はいつ・いくらかかる?合格まで&ライセンス取得までにかかった全費用は◯◯◯万円!

uscpa-hiyou

「USCPA(米国公認会計士)は合格するまでにいくらかかりますか?」
って質問、よく見ますよね。
「めちゃめちゃかかる」という多くの声があり、
私も挑戦する前にめっちゃ気になってました。

そして、「いつ、どんな費用が、どれくらいがかかるか」って
結構お財布キャッシュフロー的に大事ですよね!

そこで、今回はUSCPA全科目合格&ライセンス取得までにかかった全費用について、支払スケジュールとともに書いていきたいと思います。

注意
この記事に書かれている金額等は自分の受験時及び2018年11月時点のものであり、
今後変動する場合がありますのでご注意下さい。

勉強時間やスケジュールなどはこちら 
uscpa-benkyojikanUSCPA合格までの勉強時間は?全科目合格までの勉強時間とスケジュールを大公開!

前提条件

早速書いていこうと思いますが、
出願する州や持っている会計単位等によって費用が変わるのがこの資格。
ということで前提条件を先に書いておきます。

  • 出願州:アラスカ州(ライセンス取得はワシントン州で)
  • 受験要件に必要な単位数:15単位・・・①
  • ライセンス要件に必要な単位数:48単位(①+33単位)

出願州は受験要件が軽いアラスカ州を、合格後は条件を満たしやすいワシントン州にトランスファーしてライセンスを取得しました。

受験要件やオススメの出願州はこちら 
uscpa-syutsugansyuuUSCPAの出願州はどうやって決める? 決め方とオススメの州そのポイントを分かりやすく解説

USCPA合格までの全費用、支払スケジュールがこちら

 

「ひゃ、100万円を軽く超えておる。。。」

100万円あれば何が出来るだろう…という悲しい妄想を抑え込み、かかった費用を1つずつ解説していきたいと思います…(泣)

予備校受講から全科目合格までにかかる費用は以下の通りです。

全科目合格までの費用一覧
  1. 予備校の講座費用
  2. 学歴審査費用
  3. 英文成績証明書
  4. 書類送付費用(EMS:国際スピード郵便)
  5. 単位認定試験費用
  6. 出願料
  7. 受験料(日本受験なら日本受験追加料も)

では順を追って見ていきましょう。

1.予備校の講義料 (数十万円)

アビタスは講義料と単位認定試験費用がパッケージになっていますが、TACは講義料と単位認定試験費用が別れています。

アビタスとTACの比較はこちら 
uscpa-tac-abitusアビタス vs TAC USCPA予備校徹底比較

独学か迷われてる方はこちらを 
uscpa-dokugakuUSCPAの独学は止めておけ。合格した今なら分かる、予備校と独学のメリット・デメリット

 

2.学歴審査費用 ($200程度、州によって異なる)

学歴審査についてはまた改めて記事を書きたいと思いますが、「受験資格に必要な単位がどのくらいあるか」の審査です。

各州が学歴審査機関に委託しているため、いくつかの機関が利用可能なようですが、TACに勧められるがままにNIES(NASBA international education services)にしました。

州によって指定の学歴機関があるようですが、NIESは主要な出願州全てに対応しているので、迷わずNIESで良いと思います。

オンラインで学歴や個人情報入力&支払いをします。

 

3.英文成績証明書 (数百円〜1,000円)

さて、2.で学歴審査申請をした後、必要書類も送らねばなりません。
こちらはその学歴審査の書類送付に必要です。

大学から「厳封の」「英文」成績証明書を発行してもらいます。
厳封は改ざん防止のためらしいです。
また、日本語ではもちろんダメですよー。

ちなみにこの後の「6.出願料」でもう1通送ります。
という事で、自分確認用も含め、3通発行してもらうのが良いでしょう。

 

4.書類送付費用(EMS:国際スピード郵便) (2,000円〜3,000×2回)

学歴審査書類が揃ったら、学歴審査機関のNIESに送ります。
追跡もできるEMSが良いでしょう。
この後の「6.出願料」でも書類送付があります。

 引用:料金表(EMS:取り扱い国すべて) – 日本郵便

5.単位認定費用 (0〜数十万円)

上記の通りアビタス ではパッケージになってるので、かかりません。
単位認定3単位あたり、TACでは16,950円、
プロアクティブでは$250、大体28,000円くらいですかね。

私の場合、上の表で「単位認定@22,600」となってますが、
2018年から値下げしたようです。(くそぅ、、、)

また、取得した単位を証明するための成績証明書(=transcript)を予備校から発行してもらいますが、TACでは2,500円かかります。

単位認定についての記事はこちら 
USCPAの単位認定試験に潜む罠。注意すべき2つのポイントはコレ!!

6.出願料 ($50~$200で州により異なる、アラスカ州は$85201811月現在)

学歴審査が終わったらいよいよ出願です。
情報入力や支払いはオンラインでやりますが、書類送付も必要なのです。

2.英文成績証明書」にカバーレターをつけて送付しましょう。
送り先は出願する州の事務局で、学歴審査の時とは違うので注意しましょう。

また、オンラインで何を受験するのかまで申請するので、これと同時に「7.受験料」もかかります。

ちなみに、出願料は1回の出願につき$85なので、4科目一気に出願しちゃえば$85で済みます。(※NTSの有効期限は半年なので受けられる分だけ出願しましょう)

また、昔は$175だったので上の表では少し計算が合わないところがあるかもしれません。

 

7,受験料 (1科目につき$208.4+日本受験追加料金$356.55

最後に受験料です。
アメリカの資格なので、日本で受験する場合、受験料+日本受験追加料金がかかります。

それにしても追加料金高ぇ!!
「じゃアメリカ受験なら安く済むんじゃ…」と考えそうですが、航空券や宿泊費など考えたら「やっぱ日本か…」となります。

 

ライセンス取得までの全費用、支払スケジュールがこちら

 

ここからは合格後のライセンス取得までにかかった費用です。

合格後〜ライセンス取得までの費用一覧
  1. WA州の学歴審査
  2. WA州への合格実績トランスファー
  3. 追加単位取得
  4. AICPA倫理試験教材(WA州倫理試験はタダ)
  5. ライセンス申請のサインサポート費用
  6. ライセンス申請費用

では順を追って見ていきましょう。

8.WA州の学歴審査$120

いぬ

受験の時にしたやん

ひつじ

ライセンス取得する州が違うから、改めてその州で審査しないとダメなんですよー

ということなのです。
まぁ州によって要件も違うし、単位の認定基準も多少なりとも違いそうなので、仕方ないですね。

ただ、めっっちゃ時間かかりました。
2018/3/28に申請して8/11に審査完了。
4ヶ月以上って…(同じような時期で他の方もこのくらいかかってました。今は知りません。)
ですので、ライセンス取得を目指す方は真っ先に学歴審査をしましょう!

ちなみに受験時と同様に成績証明書取って〜というような事は必要ありません。アラスカ州で審査に使ったものをワシントン州に回してくれます。新たに必要なのは$120だけです。

 

9.WA州への合格実績トランスファー$25

学歴審査と共にこちらも一緒にやっちゃいましょう。
NASBAサイトから申請しますが、特に難しい事はありません。

ただ、4科目をそれぞれいつ受験したか(=合格起算日)を入力するところがあるので、それがわかるものをお手元に用意しておくとスムーズです。

10.追加単位取得0〜数十万円

めっちゃ疲れました。
追加で33単位(=11科目)。大学生かって感じですよね。
お布施もかなりの額です。

しかもまぁ忘れてる事。
ライセンスを目指す人は受験期間中に力試しとして取得しておく事をオススメします。

11.AICPA倫理試験教材$135.2WA州倫理試験$0

いぬ

買わなきゃダメ?

ひつじ

ダメっす

ライセンス取得へ避けては通れないAICPA倫理試験。
もちろんタダではありません。カネ払います。(WA州倫理試験はタダ)

教材に受験用コードがあり、そのコードを入力すると受験できるシステムです。
教材の購入方法、試験対策はこちらに書いてます 
【画像付き】USCPA AICPA 倫理試験教材(ethics exam)の取得方法を画像付きで解説。20%OFFキャンペーン中!!【画像付き】USCPA AICPA 倫理試験(ethics exam)徹底攻略【詳細版】USCPA ワシントン州 倫理試験(ethics exam)徹底攻略

 

12.ライセンス申請のサインサポート費用0〜数万円

さぁ倫理試験にパスしたら、ライセンスはもうすぐそこです!
ライセンス申請にはActiveなUSCPAのサイナーによるサインが必要です。(サイナーの要件は割愛します)

要件満たすサイナーであれば誰でも大丈夫です。
私は予備校のサインサポートを利用しました。
事前に経歴書など送って、インタビュー受けて、サインしてもらう、という流れです。

そのうち、詳しく書くかもしれません。

書きました  
ライセンスサインサポート【レビュー】USCPAライセンス申請で予備校のサインサポートサービスを受けてみた

13.ライセンス申請費用$330

ついにここまで来ました!
WA州のHPから所定の申請用紙や経歴書、倫理試験の合格証書などをアップロードして申請して完了です。

問題なければ結構すぐライセンス発行になります。
私は1週間で発行されました。(申請:2019/2/26、発行:3/4)

ライセンス申請手順についてはこちら 
【画像付き】USCPA ワシントン州ライセンス申請方法

 

うおぉぉぉー! 総額150万円弱!!!

という事で全てまとめてみました。

 

うぉぉーーーー長ぇし高ぇー、150万!!!

車買えますね。。。。

 

合格までは、
最初に予備校代がドカンと40~50万円、
その後は学歴審査で2~3万円、
単位認定でも1科目につき2~3万、
そして受験で1科目につき6~7万円掛かるというイメージです。

私は合格まででもトータル100万以上かかってしまいました。。。
ですが、全て1発合格なら70万円代で行けそうですね!

にしてもやはり受験料が激高ですよね。
さらに私は悲しいことに円安真っ盛りの時に受験スケジュールが被ってしまい、出費が増しました。(泣)

 

ライセンス取得までには、
学歴審査や単位認定などに地味にチクチク出費といった感じです。

かなり大きな出費でしたが、USCPAのおかげでBIG4にも転職できたので、今では感謝しています。
早く投資額を回収したいと思います!!

 

USCPAの資格と言ったらアビタス。受講者数も予備校No.1です。
無料で講座の説明会も行なっているので、まずは参加してみて下さい。

\アビタスに資料依頼・無料セミナー申込してみる 

USCPAを目指すならアビタス。

 

優秀な講師陣が揃うTAC。USCPA教材No.1のBeckerを扱うのはTACのみ。

\TACに資料依頼してみる 

資格の学校TAC<米国公認会計士>各種コース開講

 

\応援お願いします /

にほんブログ村 資格ブログ 公認会計士試験へ
にほんブログ村

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください