USCPAは◯人に1人は撤退してしまうという事実

uscpa-dropout

USCPAってどのくらいの人が撤退(ドロップアウト)してしまうん?

いぬ

ひつじ

たしかに気になりますねー。でもどうやって測るか難しそうですよね。

 

「継続」か「撤退」か。

不合格の時にはこの最大の決断に迫られることがあるかと思います。

 

どんな資格試験においても「合格」ばかりがフィーチャーされる中、人知れず撤退(ドロップアウト)している人がいることも確かな事実。

USCPAにおいては、”高く見える”合格率と比較的短期の勉強時間(超難関資格と比較すると)で割と安易に挑戦する人も多いのではないでしょうか。

 

ということで、今回はUSCPAの撤退率(ドロップアウト率)を、NASBA公式データから推定し書いてみました。

USCPAの”本当の”合格率についてはこちら 
uscpa-nannidoUSCPAの難易度は?合格率50%=簡単ではない3つの理由

 

 

使用するデータと仮定

ひつじ

NASBA公表の2015年度のデータだよ。

uscpa-dropout-overall

出典:NASBA HP

どう見るんや

いぬ

ひつじ

列は受験開始した年度で、行はステータスを表しています。
2015年末から逆算して9ヶ月以内に1科目でも受けた人は「active」。9~18ヶ月以内は「Inactive」。18ヶ月超は「Drop」です。「Lost Cd」は失効した科目数のようなので、今回は使いません。まとめると下のような感じですね。

 

ここで、それぞれのカテゴリーにおいて「撤退 」と言えるかどうか検討します。

 

1. Active

まず、Active。
これは間違いなく「継続している」と言えるでしょう。

表の「2013 Active」のように13’1Qに受験した科目(灰色部分)については失効しているものの、2015年に受験していることから、2015年末時点ではまだ諦めていないと言うことが出来ます。

2. Drop

次に、Drop。

これは「撤退している」と言わざるを得ません。
18ヶ月以上受験していないため、全ての科目が失効しており、再度受験するにしても初受験と同じ状態でのスタートになるからです。

3. Inactive

最後に、Inactive。

これが問題ですが、9~18ヶ月受験していないということで、ほぼ「撤退」ということで良いのでしょうか。

頑張って受験しているが、科目失効もありInactive期間中(14’3Q〜15’1Q)に力尽きた「2013 Inactive」のようなケースがほとんどかと思います。

しかしながら「2014 Inactive」のケースのように14’4Q〜15’1Qに連続して合格し、何らかの事情があり15’2Q以降は受けていない人はどうでしょうか。

この人も「Inactive」ですが、16’2Qまでに最終科目にパスすれば全科目合格ですので「撤退している」とは言い切るのは難しいでしょう。

とは言え、科目失効の危険がありながら9ヶ月間も受けないのは、余程の理由がなければしないので、このようなケースはごく稀だと思います。

ということで長くなりましたが、今回は「Inactive」=「撤退している」と見做すこととします。

以上をまとめると以下のようになります。

  継続:◯、撤退:×
Active
Inactive ×
Drop ×

全体の撤退(ドロップアウト)率

まずは全体の撤退率です。

uscpa-dropout-overall

上の表において、2015年(1年以内)の撤退(ドロップアウト)率を求めてみたいと思います。

(Inactive+Drop)/総数 = (1,778+0) / (6,925+33,736+1,778+0) = 4.2%

となります。

同様に2014年以前も計算しまとめると、

3割以上は2年以内に諦めてしまうんやなー

いぬ

ひつじ

やはり18ヶ月期限のルールで諦めてしまう人が多いんでしょうね。
さらに、半分以上は3年以内で撤退してますね。逆に3年超の方が少ないのは「こんだけ続けてるんだから諦めきれない!!」って人が増えてるんでしょうかね。

 

 

日本人の撤退(ドロップアウト)率

uscpa-dropout-japan

全体の時と同様の計算をすると、

uscpa-dropoutrate-japan

全体の場合より高いやないか

いぬ

ひつじ

2年以内でも半分近くも撤退していますね。見切りを付けるのが早いということでしょうか。

 

 

まとめ

日本人の場合、半分近くもの人が初受験から2年以内に諦めるという衝撃の結果となりました。

ちなみに全米で一番受験者数の多いカリフォルニア州でも計算したのですが、2年以内は33.2%、3年以内は57.4%と日本人より低い結果となりました。

おそらくExpireしてしまった(するのが確実)となった段階で辞めてしまうのが多いのかなと思います。

 

思ったより多いなと思ったのですが、このデータは受験開始時からカウントしています。

学習期間を考慮するとだいたい2年半で半数が見切りを付ける感じだということを考えると、まぁそんなもんかなと思う所も。

 

 

「最初のFARを乗り越えられない…」
「科目失効してしまった…」
「もうこれ以上お金を掛けられない…」

「継続」か「撤退」か。

決断を迫られる瞬間はいくつかあると思います。

 

しかしながら上の結果を見てみると、逆に2年以上かかっても3割以上の人は諦めず勉強し、合格している人もいるというのもまた事実。

以前ツイッターにて「全科目合格まで何回で合格しましたか?」というアンケートを取りました。

 

優秀極まりないツイッター校ですら、3回以上落ちても全科目合格している人が約3割ほどいます。
かく言う私もトータル5回落ちました。

継続できたのはやはり「転職したい」「絶対諦めない」と言う思いがあったからです。

 

非常に難しい選択だと思いますが、この記事が納得いく決断の一助になればと思います。

 

 

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