【レビュー】USCPAライセンス申請で予備校のサインサポートサービスを受けてみた

ライセンスサインサポート

ひつじ

先日ライセンスのサインサポートサービスを受けてきました!丁寧なサポートで良かったですよ。

いぬ

へー、詳しく頼む。

先日TACにてライセンスのサインサポートサービスを受けてきましたので、そのレビューを書いていきたいと思います。

ライセンス申請についてはこちら 
【画像付き】USCPA ワシントン州ライセンス申請方法

ライセンス申請までの大まかな流れと必要な事

ライセンスを取得するまでのザックリな流れは以下の通りです。

  1. USCPA全科目合格
  2. 倫理試験合格(AICPAと申請する州)
  3. 必要書類を用意
  4. 申請

また上記に加えて、単位や実務要件を満たしていることはもちろん、CPA出願州とライセンス取得州が異なる場合は、再度ライセンス申請州の学歴審査を取り直したりトランスファーの申請が必要になってきます。

ライセンス要件などはこちら 
uscpa-syutsugansyuuUSCPAの出願州はどうやって決める? 決め方とオススメの州そのポイントを分かりやすく解説

 

で、上記③の必要書類では主に以下のものが必要です。

  1. Verifying CPAのサイン入り実務経験証明書(Experience Affidavit
  2. 職務経歴書
  3. AICPA倫理試験の修了証書
  4. ライセンス申請する州の倫理試験の修了証書

①の実務要件や②の職務経歴書は自己申告です。在籍証明書など特に必要ありません。

そこで、ちゃんと要件を満たしているかを資格のあるCPAにチェックしてもらい、認めてもらうことで信用を担保していると言う訳なのです。

詳細なライセンス申請手順はこちら  
【画像付き】USCPA ワシントン州ライセンス申請方法

 

 

ライセンスのサインサポートとは

上述の通り、ライセンスの申請書類には資格のあるCPA(Verifying CPA)のサインが必須です。

ちなみに私はワシントン州でライセンスを取得したのですが、ワシントン州のVerifying CPAとなれるのは以下のような要件があります。

Be verified by a licensed CPA who holds a valid license to practice public accounting in a US jurisdiction for a minimum of five years prior to the date of verifying the experience. The verifying CPA does not need to be a supervisor or coworker of the applicant and the five years do not need to be consecutive.

引用元:Washington state Board of accountancy HP

と言うわけで5年以上有効な状態で資格を持っている事がVerifying CPAの要件という事です。

各予備校には要件を満たす講師がいますので、「そのサポートをしますよー」というのが、このライセンスのサインサポートという訳なのです。

TACのサインサポートの流れ

私はTACのサインサポートを受けましたので、ここからはその体験談です。

まず、実際にサインしてもらうまでの流れは以下の通りです。

  1. TACのUSCPA講座窓口にメール
  2. 申請に必要な書類一式が送られてくるので、それを作成し送付。
  3. 問題なければVerifying CPAとの面談の日程調整
  4. Verifying CPAと面談、サインをもらい、支払い

STEP1. USCPA講座窓口にメール

TACのUSCPA講座窓口に「サインサポート」を受けたい旨のメールをすると、流れや金額などの説明が返ってきます。

そして、職務経歴を送ってほしいと言われます。これはライセンス要件を満たすかどうかチェックするためです。

職務経歴書があればそれを添付すればOKですし、メールにベタ打ちでもOKです。

STEP2. 申請書類一式が送られてくるので、それを作成

STEP1で実務要件を満たすと判断されれば申請書類一式のフォーマットが送られてきます。と言っても実務経験証明書(Experience Affidavit)と職務経歴書の雛形の2つですが。

職務経歴書は少し面倒ですが、ライセンスのためです、頑張りましょう。

作成し終わったら、TACに送付します。記入や内容に不備がないかチェックしてくれます。

STEP3. Verifying CPAとの面談日程調整

書類に問題なければ、Verifying CPAとの日程調整に入ります。

大体1~2週間以内の日程と面談場所(大体新宿校か渋谷校)の提案が来ます。
今は主に2人が対応しているそうです。

聞くところによるとアビタスは申し込みからサイン完了まで1~2ヶ月かかるとのことなので、結構早いですね。まぁ母集団が全然違うんでしょうね。

STEP4. Verifying CPAと面談、サインをもらい、支払い

所要時間は約1時間ほどで(雑談なければ40分くらいかも)、以下のような感じでした。

  1. Verifying CPAの自己紹介(ちゃんとライセンス証書も見せてくれます。)
  2. 職務経歴書の内容について、いくつかヒアリング
  3. CPAのサイン。今後のライセンス申請についての流れの説明
  4. 質疑応答
  5. 支払い

職務経歴については業務内容や経験についていくつか聞かれます。主に「Experience Affidavit」 2ページ目の「Required Competencies」に沿った経験や体験についてです。

サイン終了後、支払いをします。金額は31,000円(税込)です。なんかキリが悪いですね。(アビタスは10,800円らしい、安い。。。)

予備校サインサポートの2つのメリット

「ライセンスのサインサポートとは」で書いたように、Verifying CPAとして要件を満たしている人が周りにいれば、予備校のサインサポートを使わなくても大丈夫です。

しかし、予備校のサインサポートを使うと以下のメリットがあります。

豊富な実績により、頼りにできる

1番のメリットはこれですね。

今までに多くの人のサポートをしているので、申請手続きや手順、注意しなければならない点などナレッジが豊富であるということです。

そのため、例えば職務経歴についてこんな点で書いた方が良いなどアドバイスをもらえたり、不安に思っていることを相談できます。
私は最初のメールの段階で色々と相談しました。レスポンスも早く、とても良かったです。

 

「ライセンス監査」に引っかかりにくい

「ライセンス監査」とはランダムにライセンス申請者を選び、その経歴について調査する「抜き打ちチェック」のことです。
Verifying CPAが認めたと言っても最終的に承認するのは発行する州ですからね。要件をちゃんと満たしているか一定数調査しているそうです。

しかしランダムと言っても特にリスクが高そうなところを選ぶので、初めてVerifying CPAを担当した人の申請者とか不鮮明な経歴が記されている人なんかが選ばれやすいんだとか。

ということで、実績あるVerifying CPAのサインや書類指導などのサポートがあることで、こう言った調査にも引っかかりにくいとのことです。(実際サインして頂いた講師も数十人担当したが、今の所1人も当たってないそうです。引っかかってもしっかりサポートしてくれます。)

 

 

心配な人は予備校のサポートを受けましょう

上記の通り、予備校のサポートを使わずとも職場や知り合いにVerifying CPAがいれば行けそうな感じですが、なんせ初めてのことなので色々と細かな心配は少なからずあると思います。

ですので、心配な方は予備校のサポートを使うことをオススメします。

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